お家を塗り替えるにあたって
外壁を塗り替えると見た目は綺麗になりますが、それは表面の塗料が綺麗なのであって、壁そのものが回復したわけではありません。
塗り替える最大の目的は、壁そのものが現状より痛まないようにすることです。
塗料の効果が切れた壁は、太陽光と熱を吸収しはじめることで塗膜が破壊され、雨水などを吸い込むようになります。
その状況を続けてしまうことが雨漏りの原因になるのです。
そこまで劣化が進んでしまいますと、お部屋内の壁の中にも水がまわり、カビに浸食され、外壁のみならず内壁の工事も必要となってしまいます。
結果として外壁の塗り替えが何回も出来るほどの費用が掛かってしまうことになります。
塗装屋さんが早めの塗り替えをお勧めしているのは、大切なお家をお守りするためでもあるのです。
遮熱塗料
庄司塗装では、昨今の異常気象による夏の猛暑や紫外線の強さを受けて、遮熱塗料での塗り替えをお勧めしています。
遮熱塗料は太陽光を反射し、熱の吸収を抑制する塗料です。
室内の温度上昇を和らげることが出来るため、夏のエアコン消費量を抑制するエコ塗料として推奨されています。
また、熱劣化を抑制することで、遮熱効果がより長く持続し、メンテナンスサイクルを伸ばすことができます。
屋根は太陽光・雨など、お家の中で一番影響を受け、痛みが早い場所です。
夏には火にかけたフライパンのように熱くなるため、熱を透過させて室内に熱をこもらせてしまうだけでなく、塗料の劣化も早くなってしまいます。
屋根用遮熱塗料では、下塗り塗料で太陽光をしっかりブロックし、上塗り塗料で太陽光を反射させる2段階の効果で屋根を守ります。